カセ糸
2021.10.14| スタッフブログ
カセとは一定の大きさの水車のような枠に糸を巻いて束にしてあるものです。
綺麗にほどくと1本の長い糸になっています。
ネクタイ織の糸は細い為、このカセの状態から糸をくることは初心者には難しい作業です。
下手に触ると糸が巻けなくなってしまったりと…なかなか至難の業なのです。
まず写真の指先部分の様に束ねている糸が3か所あります。
内、1か所は糸の始めと終わりが結び合わされています。これが糸口となります。
他2か所はあまり糸で縛ってあるだけですので、切って抜くだけです。
糸口から糸くりをしていきます。
社内でも昔はカセの状態で糸を染め、この水車のような枠を使って糸くりをし、生地を織っていました。
今ではカセ糸を扱うことがほとんどなくなりました。
では、どんな糸を使って織っているのか(・・?
次回、ご紹介させて頂きたいと思います!